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フランス旅 おすすめ絶景都市10選

2016年5月にワーキング・ホリデーを利用し、20代最後のチャンスと、単身フランスへ渡ったパン職人のイヌイ ヒカリさん。日本のパン屋で7年働いた経験を活かし、フランス語経験が浅いながらも、パンの仕事と料理をしたかったから、と飛び込んだフランスでのリアルライフをお届けします。ノルマンディ地方の田舎町サン=ローで4カ月過ごし、ヴェルサイユ宮殿からほど近くにあるブーランジェリー&パティスリー「Au Chant du Coq」にてパン製造を担当。その後、現在はフランス国内を巡る旅へ。

こんにちは。一年かけてフランスの都市をいろいろとまわってきました。 今回はとうとう最後なので、その中から皆さんにオススメしたい都市や街を紹介しますね。

1 ノルマンディ地方 バイユー(Bayeux)
フランス旅 おすすめの街10か所
まず1ヵ所目は、ノルマンディ地方のバイユーという小さな町です。 普段は静かな町なんですが、年に1度の中世祭りの時は街のところどころにお店が出ていて、とても楽しめました。機会があればぜひ!

●関連記事:日本から仏・ノルマンディーのパン工房へ

2 世界遺産モンサンミッシェル(Mont-Saint-Michel)
フランス旅 おすすめの街10か所
2ヵ所目は同じノルマンディ地方のモンサンミッシェルです。 フランスの観光地の中でもかなり人気のある場所。モンサンミッシェルの中から見渡す自然は綺麗で、町の小さな道を散策するのも楽しいです。

●関連記事:世界遺産モン・サン=ミシェルへ

3 ブルターニュ地方 フジェール(Fougères)
フランス旅 おすすめの街10か所
3ヵ所目は、ノルマンディ地方とブルターニュ地方の間にある町、フジェールです。廃墟となった古城、フジェール城があります。歴史を感じられる古い町並みがあれば、現代の町並みもあり、時代を遡ったかのように錯覚する不思議な体験ができました。

4 ロワール地方 ナント(Nantes)
フランス旅 おすすめの街10か所
4ヵ所目は、ロワール地方の都市ナントです。この巨大なゾウがナントの象徴です。機械仕掛けになっていて写真では見え辛いですが、背中にお客さんを乗せて歩きます。ここはこんな面白い現代アートがあちこちに展示されている街なんです。

5 ブルターニュ地方 サン・マロ(Saint-Malo)
フランス旅 おすすめの街10か所
5ヵ所目は、ブルターニュ地方のサンマロですね。 城壁に囲まれた観光地です。城壁の上を歩いて街を一周出来るし、島を囲む海はエメラルドグリーンで綺麗ですよ。

●関連記事:映画「ハウルの動く城」の舞台コルマール、そしてブルターニュのサンマロへ

6 ブルターニュ地方 ベル・イル(Belle-Île-en-Mer)
フランス旅 おすすめの街10か所
6ヵ所目は、ブルターニュ地方の海と崖の島、ベル・イルです。 ここも島の海沿いを散歩しながら一周出来ますよ。サンマロとはまた違った深いエメラルドグリーンの海と、空と風が何よりも素敵な島です。

●関連記事:西仏ブルターニュ地方の小さな美しい島、ベル・イル

7 パリ市 モンマルトル(Montmartre)
フランス旅 おすすめの街10か所
7ヵ所目はパリのサクレクール寺院があるモンマルトルです。寺院の周辺からはパリの街を見渡せますし、モンマルトルはショッピングも町並みも楽しめるとてもいい街でした。

8 ローヌ・アルプ地方 アヌシー(Annecy)
フランス旅 おすすめの街10か所
8ヵ所目は、ローヌ・アルプ地方のアヌシーです。 アヌシーはスイスから近いので、町の風景もその影響を受けていて至る所にスイス国旗が見られます。本当に透き通ったアヌシー湖とアルプス山脈に囲まれて、自然がとても綺麗でした。公園も広々としているのでのんびり散策するのもいいですし、遊覧船で湖を周る観光もオススメです!

9 アルザス地方の町 コルマール(Colmar)
フランス旅 おすすめの街10か所
9ヵ所目は、アルザス地方の町、映画「ハウルの動く城」舞台にもなったことで有名なコルマールです。 アルザスの主要都市であり、ドイツが近いので、ドイツ文化の影響もあるこの町は、家々もカラフルでアルザス地方の特徴がより濃く出ています。

●関連記事:映画「ハウルの動く城」の舞台コルマール、そしてブルターニュのサンマロへ

10 ローヌ・アルプ地方 シャモニ(Chamonix-Mont-Blanc)
フランス旅 おすすめの街10か所
10ヵ所目の最後は、ローヌ・アルプ地方のシャモニです。スイス、イタリアから近い場所に位置していて、絶景を拝める3,000メートル級アルプス山脈の山頂までゴンドラでいけるんです。とにかく、アルプス山脈は本当に絶景です。フランスの中で一番感動した景色です。

本当には綺麗な場所が多かったフランス。フランスで撮った写真は、4,000枚にもなります。文化の違いだけでなく人の考え方も違っていて、どんな感情もストレートに出し、自分自身に誇りを持っている人が多く、そういう芯の強さに憧れました。

パンについては、都市部のパンは軽いタイプのパンが多い一方で、田舎のパンはどっしりとしていて、目も詰まっているし硬いパンが多い。フランスで暮らす人にとって、パンの存在は特別ではないけど、なくてはならないものであり、生活の中で自然に近い形で存在している、という事を教えられた気がします。それは根本的なことだけれども、改めてとても重要だと気づかされた旅となりました。

みなさんも、この体験記がきっかけとなってフランスやパンに関わってくれたら幸いです。有難うございました!

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